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第25回ケアマネ試験問題解説(保健医療サービス分野)問題31

こんにちは

外を散歩していると紅葉していました。

私の住んでいるところは、今がちょうど見頃です。

スマホで調べると、今はどこが見頃なのか?

検索で、名所などもあり、便利な時代になりましたね。


今日は、保健医療サービス分野 問題31 です。

問題31 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1  味覚は、舌や口蓋等にある味蕾が刺激されて起こる。
2  誤嚥とは、飲食物や唾液, 胃の内容物が気管内に入ることをいう。
3  薬のPTP包装シート(プラスチックにアルミなどを貼り付けたもの)を誤って飲み込んだ場合, 排泄されるため心配はない。
4  認知症と口腔環境とは、無関係である。
5  口腔内・口腔周囲を動かすことは, オーラルフレイル予防につながる。


問歳を見ていきましょう!

1.適切
味覚は、唾液に解けた味の刺激物が、舌や喉頭蓋等にある味蕾を刺激して起こります。

味覚は、酸味、苦味、甘味とうま味で構成されており、これに視覚、嗅覚、口腔の触覚等も関係しています。



2.適切
通常は、誤嚥すると体の防御反射で咳、むせが生じます。

気道の感覚が低下している場合、誤嚥してもむせが生じないことがあるので(不顕性誤嚥)、食事中、食後の嗄声や痰が増える時には注意が必要です。

誤嚥により肺炎を発症したものを誤嚥性肺炎と言います。

嚥下のプロセスの流れを押さえておくと良いですね。


3.不適切
PTP 包装シートはプラスチックにアルミなどを貼り合わせたもので、薬剤包装の主流となっています。

PTP 包装シートを飲み込むと、喉や食道、腸などの人体内部を傷付けたり、穴を開けたりして重大な傷害を招くおそれがあります。

PTP 包装シートを飲み込んだ疑いがあると医療機関の受診をお勧めします。

医師の相談して薬の一包化にするなど工夫をしましょう。



4.不適切
認知症は、脳の神経細胞に異常が発生し、自分の行動や人や物の名前が思い出せなくなる記憶障害、判断能力の低下等、日常生活を阻害する病気です。

口の中に残っている歯の数と認知症発症率には、相関関係があります。東北大大学院の研究グループが、70歳以上の高齢者を対象に行った調査によると、「脳が健康な人」の歯は平均14・9本でしたが、「認知症疑いあり」と診断された人はたったの9・4 本でした。

つまり、残っている歯が少ない人ほど、認知症になりやすいことが明らかになったのです。昔から言われている「歯がない人はボケやすい」は、科学的に見ても正しかったのです。歯が残っているメリットは、歯で噛むことで脳に血液を送り込むことができ、脳の活性化につながることです。

またアルツハイマー病の原因とされる、脳のゴミ「アミロイドβ蛋白」を押し流すことができるのです。


5.適切
口腔内が清潔であり、動かすことができるb状態に保つことがオーラルフレイル(口腔機能の軽減や低下や食の偏りなどを含み、身体の衰えに一つ)の予防です。

また、口腔内への感覚刺激、機械的な刺激が、感覚そのものの動きに影響を与えます。

口腔内・口腔周囲を動かすこと、嚥下反射を促すことで廃用を防ぎ、口腔機能を維持・向上させます。


よって、解答:1.2.5 になります。


【編集後記】

「出せる力を出し切っての失敗は、
 何が足りなかったのか、課題が見えるので、
 すっと先に進むことができる」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

失敗にも2通りあります。

① 全力を出し尽くしても、実力不足で跳ね返されてしまう失敗。

そして、もうひとつは、

② 全力を出さずに、言い訳する余地を残す失敗。

~さえあれば、本気出したら、

っていう英語で言う仮定法が出てくるような失敗ですね。


①前者であれば、自分に何が足りなかったのか?

課題が見え、次に繋げることができますけど・・


②後者の失敗は、自分自身を変えないことには、先には進めません。


誰でも、失敗はできる限りしたくないものです。


絶対に失敗しない方法は、たったひとつ。

それは「挑戦しないこ」とです。

現状維持で、自分自身の成長もないですね。


でも、「挑戦する」ということは、失敗する可能性もあるということですね。


であれば、同じ失敗をするなら、常に全力を出し尽くし、次にすっと進めるような失敗をしていきましょう。


ケアマネ受験において、試験が終わったあとに、ほとんどの方が自己採点しますよね。

その結果・・

仕事が忙しくて受験勉強時間がなかったんだ。もう少し勉強していれば・・とか、見苦しいですよね(苦笑)

そして、言っている本人が一番わかっているわけです。


挑戦に失敗はつきもの。

そして、その失敗が多い人ほど、次には、失敗をばねにして「合格」成功もしているのです。


2023年ケアマネ試験「合格」に向けて、本気の方を応援します。

あなたの「挑戦」が、真剣であるならば、共に伴奏して「合格」の切符をつかみましょう!


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