こんにちは
昨夜は、講師仲間での勉強会がありました。
インプットしたものをアウトプットし、
フィードバックを頂く貴重な時間です。
インプットし、アウトプットは、ブログでも出来ますが、
フィードバックは、中々出来ません。
新人さんからベテラン講師までいますので、
それぞれの立場から色んな意見を聴くことができます。
他の講師の良いところを取り入れたり・・改善点等話し合い
講師同士が学ぶ場です。
昨日もあっという間の90分でした。
勉強会が終わった後に、必ず私がすることは、振り返りです。
良かったこと、改善すべきこと、足りない知識をノートにまとめます。
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※ここが大事
今日の問題は、
【問題38】 高齢者の病状・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.喘息や心不全による呼吸困難では、起座呼吸で病状が楽になることが多い。
2.心筋梗塞の症状には、必ず強い胸痛がみられる。
3.脚の骨折で多い部位は、骨幹部(骨の中央)である。
4.寝たきりの高齢者は、吐いたものが気管や肺に入り、誤嚥性肺炎を起こすことがある。
5.急激に浮腫が出現した場合には、心不全の増悪なども考えられる。
【解答:1.4.5 】
1.正しい
起坐呼吸で呼吸が緩和される理由としては、座位になると横隔膜が下がると肺の収縮がスムーズになり、気道分泌物を喀出しやすくなります。
また、心不全の場合、臥位になることで肺循環血液量が増加するため呼吸困難が起きます。
起座呼吸にすることで肺うっ血の軽減や肺活量が増加し呼吸が楽になります。
2.誤り
心筋梗塞の自覚症状は、長引く前胸部の痛み、締め付け感が典型的ですが、高齢者では、自覚症状が非定型的なため発見や診断が遅れることが多いです。
例えば:「何となく元気がない」「食欲がない」「肩や首、おなかの痛みを訴える」など、いつもと違う変化にも注意が必要ですね。
3.誤り
骨折は、転倒に伴って高頻度にみられます。
加齢に伴って、骨密度が低下し、人それぞれ違いはありますが軽石状態になります。(骨粗鬆症)ですね。
【高齢者に多い骨折 ④】
1.足の付け根の骨折(大腿部頸部骨折)
2.手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
3.肩の骨折(上腕部近位端骨折)
4.腰の骨折(腰椎圧迫骨折)
4.正しい
寝たきり高齢者の場合は、吐いたものが気管や肺に入り込んでしまい、誤嚥性肺炎や窒息の可能性がありますね。
吐き気があるときには身体を横向きにして、上の脚を曲げ、下になった脚を伸ばして寝かせると、吐物の誤嚥を防ぐことができます。
5.正しい
浮腫は、皮下組織に余分な水分が貯留している状態です。
水分は重力で下がるので、浮腫はまず足から生じる場合が多いですが、寝たきりでは背部や仙骨部などに生じます。
下腿前面や仙骨部などの骨が皮下にある部位を指で圧迫し、指をはなした後に、へこんでしばらく戻らないのが特徴です。
急激に浮腫が出現した場合には、心不全の急性増悪などが考えられます。
心不全では、毎日の血圧、脈拍、体重測定が非常に大切です。
【編集後記】
今日のコラム
「やり直す勇気を」
どんな事でもいつでもやり直すことは出来る。
やり直す勇気を持てば、自由にチャレンジできる。
「仕事で失敗したなぁ~」と気づいたらやり直す。
改善すればいいんです。
勉強だって同じ
「今回のケアマネ試験 点数が微妙だなぁ~」
合格発表が近づくにつれて心配される方もいるかも知れません。
考え方によって、「もう一度、基礎からやり直そう」と
思えば、色んなところから情報が入って「やる気スイッチ」が
「ON」になります。
ケアマネ試験は、1年に1回しかないけど・・
また、翌年も試験は受けれます。
どこがダメだったのか改善し
「やり直す勇気」をもって欲しいと思います。
12月から週1回 1時間 オンライン授業を始めます。
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