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第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題30

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こんにちは

ちょっと今日は、幼児がありまして遅くなりました。

ケアマネの合格発表まで22日(今日を入れて23日)

ドキドキされているかも知れませんが、

自分が取り組んできた勉強の結果です。

良くも悪くも原因は自分にあるということですね。


今日の問題は

【問題30】次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1.予定より早く目覚め、その後ねむれなくなってしまうことを熟眠障害という。

2.唾液には、口腔内の自浄作用がある。

3.誤嚥性肺炎の発症を防ぐには、口腔内の環境を整えることが重要である。

4.本人から訴えがなくとも、義歯が合わないなど口腔に何らかの問題がある場合は、歯科受診を検討する。

5.ヒートショックとは、暑熱環境における身体適応の障害によって起こる病態である。


【解答: 2.3.4 】

解説

1.誤り 熟眠障害ではなく、早朝覚醒の説明です。

不眠の種類には、入眠困難中途覚醒早朝覚醒、熟眠障害と4つあります。

早朝覚醒とは、予定より早く目覚め、その後眠れなくなってしまう。

熟眠障害とは、睡眠時間はある程度とれているが、眠りが浅く、スッキリと目覚めることができない。

不眠の原因としては、身体的、心理的、物理的、薬学的要因によって引き起こされます。

2.正しい
唾液は、主に耳下腺、額下腺、舌下腺という3つの大きな唾液腺から成人では、1日1000~1500mlほど分泌されます。

唾液の役割は主に5つあります。
1.自浄作用
2.消化作用
3.殺菌作用
4.緩衝作用
5.再石灰化作用があります。

自浄作用とは、唾液があることによって、歯の汚れを洗い流す作用のことです。
汚れを落とし、口臭や虫歯、歯周病を予防してくれます。

高齢者は、唾液の分泌量が減ります。
そうすると、唾液がもつ自浄作用抗菌作用が弱くなると、
口内の細菌が増え、口臭や口内炎が生じたり、
虫歯や歯周病になりやすい。

さらには、お口の中が清潔に保たれていないと、
誤嚥性肺炎など全身疾患リスクも高まります。

3.正しい
加齢とともに、筋力低下や知覚障害のため嚥下反射、咳反射などが低下・遅延し、
その結果、嚥下が上手く行かず誤嚥を引き起こします。

高齢者では、誤嚥があっても自覚されていない不顕性誤嚥が多くみられます。

誤嚥性肺炎は、口腔ケアの徹底(毎食後の口腔ケアが基本)、
夜間の胃食道逆流を予防するための頭部挙上などである程度予防することが可能です。
また、誤嚥を予防ためには嚥下機能評価と嚥下訓練が重要となります。

4.正しい
会話時に口臭がする、義歯があっていない等が分かることがあります。
食事内容を聞き取り、柔らかいものばかリ食べている場合には、
口腔に何か問題が推察されます。

明らかに口腔に問題がある場合には、
歯科受診の検討、その他専門職へ相談することが必要になります。

5.誤り ヒートショックの説明ではなく、熱中症の説明です。

ヒートショックとは、暖かい居間などから冷え切った脱衣場やお風呂に移動したり、熱いお湯につかることで、血圧が大きく変動し、心臓や血管などに負担がかかり、心疾患や脳梗塞などが起こりやすくなります。

入浴事故と血圧の変動は深く関係しています。
高齢者は、血圧の変動が起こりやすく、
体温の調節機能も低下、高血圧や糖尿病、動脈硬化、心疾患、脳卒中といった
疾患をもっている人は、入浴中の死亡のリスクの上昇との関連が深く、
特に注意が必要です。


【編集後記】

コラム

「行動」は、今やるかやらないか、すぐに決められます。

「行動」すれば、上手く行くかどうか分からないけれど

「行動」を起こしたという結果は残るのです。

「行動」をしたことが大切なのです。

その結果がどうであれ・・

ケアマネ試験を受けようと勉強した事は「行動」したと言う事

勉強方法に違いはあるけれど、「行動」した事には変わりない

その結果は、もうすぐ分る。

貴方が、もし、1点、2点、足りずに「合格」を

手に出来なかったとしても・・

来年、晩かいすればいい。

苦い思いを、バネに勉強法を見直すといいね。

そうすることで、来年は、「合格」手に入れられる

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