こんにちは
週末は、家の掃除でお休みしておりました。
お陰で、すっきりと片付けできました。
先週金曜日からブラックフライデーで、どこもセールをしていますね。
ついつい、「ぽちり」してしまうことないですか?
私は、よくあるんです。
いつもの価格より、安くなっていると「ぽちっと」してしまいます。
今日の問題は、保健医療サービス分野の問題39です。
問題39 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 健康日本21(第二次)では、健康寿命を延ばすことを目指している。
2 就労, ボランティアなどの社会参加は、フレイル予防に役立たない。
3 パーキンソン病の場合、転倒しやすいため、 運動療法は禁忌である。
4 膝関節症による痛みや腫脹を抑えるには、定期的な運動が効果的である。
5 高齢者においては、無症状であっても骨粗鬆症の検査を受けることが推奨される。
※ポイント
*問題ごとに「キーワード」のポイントが理解できれば解けますね。
*消去法で解けたのではないかと思います。
それでは、問題をみていきたいと思います。
1.適切
健康日本21(第二次)では、21世紀の日本において少子高齢化や疾病構造の変化が進む中で、生活習慣や社会環境の改善を通じて、子供から高齢者まですべての国民が共に支え合いながら記号や生きがいをもち、ライフステージに応じて、健康で心豊かに生活が出来る活力ある社会を実現し、その結果、社会保障制度が持続可能なものとなるよう、国民の健康増進の総合的な推進を図るために具体的な事項が示されています。
5項目ありますが、その中に「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」があります。
2.不適切
フレイル=虚弱
フレイルの要素③
1.中間の時期(➡健康と要介護の間)
2.可逆的(➡様々な機能を戻せる)
3.多面的(➡いろいろな側面、身体的、心理的、認知的、社会的など)
フレイルの診断は、5項目あり3項目に該当すれば、フレイルとしています。
評価法は、身体的な衰えを評価する視点が多く含まれていますが、フレイルの要素③にあるように、多面的であるため、社会参加の程度や精神心理的など、幅広いアプローチで接していくことが求められています。
設問は、役に立たないと否定していますので、不適切になります。
3.不適切
パーキンソン病は、脳の黒質の神経細胞が変性・消失することにより、①身体の震え(振戦)、②筋の硬さ(固縮)、③動作の遅さ、拙劣(無動)、④姿勢.歩行障害を四大症状とする神経変性疾患です。
パーキンソン病及びその類縁疾患は、動きにくくなる疾患ですが、運動しないでいると、廃用症候群を加速させ、より機能が低下しやすくなります。
したがって全期間を通じて、下肢の筋力や平衡機能の維持のための運動療法、リズム感覚や気分を改善する音楽療法など非薬物療法も大切です。
4.適切
膝関節症では、オンシップや入浴、シャワー浴などで加湿すると症状の軽減がみられます。定期的な運動は、筋肉の強化を促し、痛みを抑える効果があり、特に水中での運動やストレッチなどが有効です。
運動は、減量につながり、関節への負担軽減やストレス解消などの効果もあります。
5.適切
骨粗しょう症は、「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患」と定義されています。
基本的には、無症状のうちに骨が弱くなり、骨折してから骨の脆弱性に気づくことが多い疾患です。約1280万人の骨粗しょう症がいると推定されているなか、検査を受けている人が2割程度で、8割程度は無治療であり、骨脆弱化による骨折のリスクをそのまま抱えていることになります。
したがって、無症状のうちに骨粗しょう症のチエックを受け、必要であれば治療することによって、将来的な骨の健康を保つことが重要となります。
*骨粗しょう症の診断は、脆弱性骨折の有無と骨密度測定によって行われます。
よって、解答は:1.4.5 になります。
【編集後記】
素直であること!
「素直」とは言われたとおりに、「まずやってみる!」こと。
素直の反対はガンコ。「でも・・」と、否定的なことばかり考え、勉強しない人は伸びません。
つまり、やってみる、という「行動」に対する素直さが大事です。
うまくいく保証はないかもしれない。
でも、「いいかも!」と思ったことをまずやってみる、行動してみる!
そこからしか何も生まれないんです。
たとえ失敗しても、そこからの学びは、次につながりますよね。
一歩踏み足して、動いてこそ未来は開けます!
今日も良い日にしていきましょう!
2023年ケアマネ受験を目指されている方へ
一歩踏み出す行動は、何でしょう?
今の自分の現在地を知ることからですね。
受験相談お待ちしています。