おはようございます。
昨夜、娘と夕食に行ったときのことなんだけど・・
会話の中で言ったことがあります。
「芦田愛菜」ちゃんって同じ年代とは思えないくらい考えがしっかりしていると・・・
「勝手に期待して、勝手に裏切られて」ということに対しての返答が素晴らしい。
確かに、ブログをみて納得しました。
その内容を書くと長くなるから、ブログ読んでね。
今日の問題は、保健医療サービス分野 問題30です。
問題30 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 介護を行うときには、利用者の残存能力をできる限り活かす。
2 入浴は、全身の保清を図り、血液循環や新陳代謝を促進する。
3 清拭をするときには,その部屋の温度を確認する。
4 尿失禁とは、尿を全部出しきれず膀胱の中に尿が残ることをいう。
5 ボディメカニクスとは、起床、食事、排泄など、利用者の生活リズムを取り戻すことをいう。
では、問題をみていきましょう!
1、適切
介護とは、単に利用者に対する介助方法を意味するのではありません。
介護の対象者とは、「身体上または精神上の障害があることにより、日常生活を営むのに支障があるもの」とあり、実施すべき内容は「心身の状況に応じた介護」であること、さらに介護にあたっては、「個人の尊厳を保持し、自立した日常生活を営むことができる」ことが求められています。
自立支援のための介護のポイントとして、できる限り利用者本人の残存する身体能力を生かし、時にはそれを引き出して、それでも足りない部分を介護するのが基本と言えます。
利用者さんが動ける動作は、本人に動いてもらうことで、利用者本人の残存能力を維持でき、家族を含む介護者(介護職)にも過剰な負担がかかりません。
2、適切
入浴は、全身の保清を図り、血液循環や新陳代謝を促進するとともに、リラクゼーション効果があります。
3、適切
清拭は、清拭範囲の保清を図り、血液循環や新陳代謝を促進するとともに、心身を爽快することができる一方で、清拭を行う居室等の温度や環境整備、清拭している間に、利用者の身体を冷やさないなど、注意が必要です。
4、不適切
尿失禁とは、自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまうことと定義されています。
尿失禁にも色々と種類があります。
設問は、「残尿」のことを言っていますので、誤りになります。
5、不適切
ボディメカニクスとは、身体的な特性を理解し、その力学的な相互関係を利用して行う姿勢や動作をいいます。
介護でもこの概念を応用し、身体的特性を生かし、無駄な動作を省いた最小限の力で最大限の効果を上げることを目指します。
設問は、生活リズムのことを言っていますので、誤りになります。
よって、解答:1.2.3 になります。
いかがでしたか?
【編集後記】
「ボディメカニクス」というキーワードは、聞いたことあるけど実際に実践していましたか?
医療・介護で仕事されている皆さんは、「ボディメカニクス」を上手く活用することで自分の体を守ることができますね。
腰痛に悩まされている職員さんが多く、ほとんどの方が、腰痛対策でコルセットをしている姿を見かけます。
体力勝負なところがありますが、上手に活用していきましょう!
私も人のことは言えません。
10代後半から医療の現場で仕事をしてきて、腰痛に悩んでいました。
20代後半で、両足がしびれ、腰が痛くて1m先を歩くことができなくなり、仕方なく、腰椎椎間板ヘルニアの手術しました。
その後、足のしびれはとれて歩くことができますが、時々腰痛になりダウンすることがあります。
日頃からの対処法を知っているので、寝込むことはなくなりました。
人生100年時代と言われているので、いつまでも健康でいたいですね。
皆さんが、「ケアマネになりたい」と思った要因の一つに、身体的負担があります。
そして、スキルアップ、将来、長く働けるからと・・・
中には、介護保険制度の中で仕事して、お給料をもらっているのに制度のこと何も知らないから学びたいという方もいらっしゃいますね。
それぞれ、目的は様々ですが、介護保険の制度については理解していくと、視点がかわりますね。
2023年ケアマネ試験受験生さんへ
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2024年は改正年ですので、今年受験を最後にしましょう!