おはようございます。
12月に入って寒さが身に染みるようになりましたね。
週初めのスタートダッシュは、好調だと1週間が良い方向に進みますね。
今日から福祉サービス分野に入ります。問題46です。
問題46 面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 イラストや写真などの表現方法の利用は、クライエントを混乱させるので控える。
2 直面化とは、クライエントが否認していることによって生じている話の矛盾点を指摘することをいう。
3 援助者は、クライエントの主訴の把握に当たっては、言語的な手段だけでなく非言語的な手段も用いることが望ましい。
4 共感とは、クライエントの言動に対して、援助者自身の過去の重要な人との関係を投影することをいう。
5 クローズドクエスチョンは、明確な回答を得たいときに用いる。
それでは、問題を見ていきましょう!
1.不適切
利用者さんによっては、言語障害のある人とのコミュニケーションの基本、手話、筆談によるコミュニケーションの方法、様々なコミュニケーション補助具の適切な活用などを学ぶことが大切です。
その利用者さんによって、イラストや写真などを用いることは、適切な対応と言えます。
2.適切
直面化は、成長を促すコミュニケーションの技法であり、感情・体験・行動の三者間で、何かが頭位なる状況に対して解きかけることで、自分自身の感情・体験・行動を見直していくことへと誘うものと言われています。
クライエント自身の内面にある葛藤状態に直面させることで、クライエントが目を背けていることに気づかせること。
3.適切
コミュニケーションには、言語的・非言語の二つがあります。
非言語は、70~80%、言語は20~30%の比率で全体のコミュニケーションに含まれています。
言語と非言語には、両者が相違なるメッセージを伝えることが多くあり、対人関係のコミュニケーションでは、この異なって伝わるメッセージにより一層耳を傾けます。
4.不適切
共感とは、援助者がクライエントの世界を、クライエント自身がとらえるように理解しようとすること。
相手の話をよく聴き、その話の内容を理解し、話に含まれている思いを受け止め、内容の理解と思いをこちらの言葉に変えて応答する技法です。
5.適切
開かれた質問は、クライエントが自由に答えることができる質問で、問題を明らかにするときや思いを引き出すときなどに用いますが、一方で、収集がつかなくなる場合があります。そんな時には、閉じられた質問で、事実を確認する時などに用います。
質問方法は、閉じられた質問と開かれた質問を状況に応じて効果的に使い分け面接を行うことが大切です。
よって、解答は:2.3.5 になります。
*面接によるコミュニケーション技術において、バイステックの7原則を思い出してくださいね。
【編集後記】
「1年後も同じことで悩んでいたいですか?」
ケアマネ受験に何に困っているのか?
・勉強法が分からない
・参考書を見ても理解できない
・時間が無くて効率的に勉強がしたい。
・試験のポイントが分からない。
・自分の現在地が分からない
皆さん、様々だと思います。
そこが解決できれば、1年後同じ事で悩むことないですよね。
同じ行動すれば、結果は同じです。
衰退して自信を無くしているかも知れません。
何事も「タイミング」があります。
常に、アンテナを張って情報をキャッチが必要ですね。
今の情報が溢れているから正しい情報をキャッチしてくださいね。
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