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第24回ケアマネ試験問題解説(介護支援分野)

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こんにちは

ケアマネ本試験から2日経ち色々な心境でしょうね。

試験が終わったことは、考えず次に向けて進みましょう。

微妙なラインの方は、合格発表までハラハラかも知れませんが、問題を振り返りをしましょう!

今日から過去問題を介護支援分野から解説していきたいと思います。


【問題 1】 2020(令和 2)年の介護保険法改正について正しいものはどれか。2 つ選べ。

1 国及び地⽅公共団体は、地域住⺠が相互に⼈格と個性を尊重し合いながら、参加し、共 ⽣する地域社会の実現に資するよう努めなければならないこととされた。

2 市町村は、地域ケア会議を置くように努めなければならないこととされた。

3 ⾼齢者と障害児・者が同⼀の事業所でサービスを受けやすくするための共⽣型サービス が創設された。

4 厚⽣労働⼤⾂は、要介護者等に提供されるサービスの内容について調査及び分析を⾏い、 その結果を公表するよう努めるものとされた。

5 ⼀定以上の所得がある第 1 号被保険者の介護給付及び予防給付の利⽤者負担割合が 3 割とされた。


改正年度に、問題が出るのは例にない事でした。

この問題一見?? と思うかも知れませんが、消去法で解けますね。

2.地域ケア会議が法定化されたのは、2014年改正ですね。

3.共生型サービスが創設されたのは、2017年改正ですね。

5.一定の所得がある第1号被保険者の介護給付及び予防給付の利用者負担が3割になったのは、2017年改正ですね。
 2014年改正では、一定の所得がある人が1割から2割になりました。

【解答:1.4 】

※ポイント
*2020年改正の内容を分からなくても今までの改正の変遷が分かれば解ける問題。
 1問目にして頭が真っ白になった方もいたかも知れませんね。

*1番は、国及び地方公共団体の責務 介護保険法第5条4項に記載があります。
 チエックしていた人は少ないかもしれませんね。

介護保険法第118条の関係(事業計画関連)で追加された項目です。
 要チエック項目でしたが、抑えている受験生は少なかったでではないでしょうか?


【編集後記】

ケアマネ本試験が終わり、ほっとするのもつかの間です。

ゆっくりと過ごすのも「合格発表」まで、、直ぐに実務研修が始まるところもあれば、そうでないところもありますね。


お住まいの都道府県によって日程は変わりますが、ケアマネジメント関連は復習しておくと良いですね。